ストレスが原因の薄毛

薄毛の原因としてストレスがあります。なぜストレスが薄毛と関係しているのでしょうか。

ストレスは自律神経のバランスを崩します。自律神経には2種類あり、交感神経と副交感神経があります。交感神経は激しい活動を行っている時に活性化する神経で主に昼間はたらきます。他方の副交感神経はリラックスしているときに働く神経で夜に優位となります。このとき筋肉がゆるんで血管がひろがるため、栄養や酸素を全身にいきわたらせ、体が昼間うけたダメージの修復がおこなわれます。このふたつの神経の交互に働くことで人間は正常な状態を維持することができているのです。

ところがいつもストレスを感じていると交感神経ばかりが働いてしまいます。交感神経は血圧を上昇させる働きがあります。交感神経が優位の状態が長く続きすぎると血管を収縮してしまい、慢性的な血行不良をひきおこすのです。

もちろん血行不良になれば体だけでなく髪の毛にもよくありません。ストレスが薄毛の原因というのはこのような理由があるのです。

ところで育毛剤に配合されている薬品にミノキシジルがあります。これはもともと血管拡張剤として高血圧などの病気の治療に使われていました。ところが後に発毛効果があることがわかり、育毛剤の成分に使われるようになりました。

ミノキシジルは血管を拡張するため、それだけ多くの栄養分を髪の毛を作る毛乳頭細胞や毛母細胞に送り込むことが可能になります。もちろん血管を拡張するため、使い方によっては血圧が低下しすぎるなどの副作用がでることがあります。ミノキシジルを育毛効果を得るために内服薬として使用すると副作用の危険性があるため、頭部に塗布する外用薬として使うことのほうが一般的です。